肘日記

かわいい女の子を眺めてニコニコしたり、カスタードを飲みたがる限界会社員瞬足ご帰宅お嬢様ガチ勢の日常です。

「ありのまま」幻想にしがみつく

自意識が高いが故、「かわいい女子」テンプレートにハマりにいけない。

いや、自意識のせいだけにしてはいけない。かわいくなるための知識を得て実践するという行動を起こすだけの気力がない訳だが、そういった気力やスキルの部分は置いておこう。

自意識が高く、かつ、これまでモテずに異性との関わりが希薄な人生を送ってきたため、「かわいい」ことをし、「かわいい」と言われることに慣れていない。非常に大きな抵抗を感じる。

「かわいい」と言われてみたいと心のどこかでは思っているのだ、常に。しかし、「かわいい」と言われると「これまでモテない人生を送ってきた肘にかわいいと言うんだなんて、何か裏があるのではないか」とまで考えてしまう。

かわいい女の子を見て、ああこういう行動が「かわいい」のだなと思うことは多々あるが、それを自身がやっている想像をすると虫唾が走る。虫唾ダッシュ。

それでもたまに「かわいい」と言われたい欲が自意識を上回り、そういう行動をしてしまい、虫唾が走り回るはめになる。

何より、テンプレート通りの行動をし、テンプレートな人間だと思うのがたまらなく嫌であるが故、「かわいい」行動ができないということにしているが、

「かわいく」なれないのはそういった意識、自分なりの美学よりも、気力やスキル面によるところが大きいということは自覚しつつも全力で目を瞑ることにする。

だから肘は、ファッション雑誌を気まぐれに買っても、「このモデルさんかわいいんんんんん\( 'ω')/」といった感想を抱くだけで自身の成長には繋がらない。

その上、気力やスキルの欠如により「かわいく」ない肘の「ありのまま」を受け入れ好きと言ってくれる人を待ち続けている。そんな幻想がぶち壊されないまま、肘はもうすぐ22歳になります。