【社会適応日記】「ゆとり」感漏洩リスク低減に向けた取組としてとりあえずパンケーキ食べたい
新入社員を留年。
つまりは2回目の「新入社員」。
新入社員2回目ともなると、慣れが生じてしまう。
「素直で明るくやる気に満ちた新入社員」擬態は新入社員1回目の4月時点で「あっ、無理」と察していた。
だが、擬態こそできなくとも、ここまで「ゆとり」感漏洩はしていなかったと思う。
まずは最近の「ゆとり」感漏洩事案を振り返ってみよう。
「ゆとり」感漏洩事案例
1.JKになりたい発言
元々この発言は、普段からうっかり「働きたくない」とストレートに「ゆとり」感漏洩をしてしまわないよう間接表現として使っていた。
改めて考えると、20代女性がこのような発言をしては社会から浮くのは必然である。
浮きすぎて疑念を抱かれ、一周回って「あ、働きたくないんだな」と「ゆとり」感が漏洩するのは必然である。
2.がんばります
一見何の問題もない前向きな表現。
しかし、この発言をしたとき、「具体的にどのような取組をするか」述べることを求められていた。
何も考えていないことが露出し、「あ、帰りたいんだな」と「ゆとり」感が漏洩することは不可避である。
再び擬態を試みよう
実際、働かずにお金が溢れてくれば嬉しいし、早く帰りたい。難しいこと考えたくない。
ただし、最近の「ゆとり」感だだ漏れっぷりはリスクが大きすぎる。
肘はアイドルにお金を注ぎ込むために、お金を稼ぐ必要がある。働かないという選択肢はないのだ。
つまり、クビにならない程度に社会に適応する必要がある。
諦めなければ夢は叶う。
諦めなければどんなゆとりだって、「素直で明るくやる気に満ちた新入社員」に擬態できるはずだ。
1年前の4月に諦めてしまった夢をもう一度。
今度こそ社会に適応して見せよう。
ここで「ゆとり」感漏洩リスク低減に向けた取組を考える。
これでもう「ゆとり」はバレない!
1.「働きたくない」気持ちの間接的表現
「働きたくない」の間接的で「ゆとり」感漏洩リスクが低く、かつ社会から浮かない表現とは何か。
「JKになりたい」は20代女性にそぐわないという点で却下だ。
20代女性の発言としておかしくないもの、20代女性に関係性の深いもの。
一つの答えとして辿り着いたのがパンケーキだ。最近ならかき氷でも良いかもしれない。
20代OLが表参道辺りで口にしていそうなものならとりあえず何でも良い。
「パンケーキ食べに行きたい」辺りが妥当な線だと思われる。
ここまで社会適応的な発言なら疑われようもない。「働きたくない」のではなく、純粋に「パンケーキが食べたいのだな」と思われるに留まるだろう。
2.やるべきことなど思い浮かんでいない、ということをひた隠すには
「がんばります」だけでなく、具体的に何をするか回答を求められる場面。
ゆとり新入社員がこのような状況を切り抜けるのは至難の技だ。
具体的取組を考えている「っぽい」返答方法とは何か。
「◯◯さんと連携を取っています」と伝える、虎の威を借る狐作戦でいこうと思う。
ここは職場の中でも信頼の置かれている人を巻き込むことで成功率が高まる。
虎の威を借りやすいように普段から周囲の先輩に泣きついておきたいが、それもそれで「ゆとり」感漏洩事案だ。
この手は最終手段とし、「やばい質問が来そう」というのを察知したら席を外すなどできるようアンテナを高めておきたい。
要するにパンケーキ食べたい
そういうことです。
よろしくお願いします。