【作文】腰痛から学んだこと(コミュ障ゆとり新入社員 肘)
腰痛から学んだこと
コミュ障ゆとり新入社員 肘
先日、腰を痛めました。
自転車に乗って買い物に行き、自転車を停めようとしたところで倒してしまいました。
倒れた自転車を立て直そうとして屈むと、「ピキッ」と腰に違和感を感じました。
「この感覚はなんだろう?」と思いながら自転車を立て直すと、じわじわ痛みが増していきます。
「ああ、腰を痛めたんだ。ツイてないなあ!」
そうして翌日、いつも通りに仕事に向かいます。
デスクに向かっていても、
運転をしていても、
備品の運搬をするときも、
どんなときも「腰痛がつらい」、この感情が心を支配します。
ふと、疑問に思います。「果たしてこれは『いつも通り』だろうか?」と。
いつもは仕事中、
「今日も先輩に迷惑をかけてしまった」
「先方への動機付けができなくて、他の人より動きが遅れてしまった」
「なんて自分は仕事ができないのだろう」
そんなことばかり考えています。
でも、腰を痛めたその日から、「仕事ができなくてつらい」ではなく「腰痛がつらい」、そればかり考えるようになっていたのです!
「仕事ができない」とばかり悩んでいるときは、それ以上の悩みがないということです。
身体的健康や友人との関係が脅かされているとき、ある意味「のんき」に仕事のこと「なんて」考えていられません。
つまり、「仕事ができない」ことばかり悩んでいるときは、それ以上に致命的な悩みがないということ。
ある意味それは、幸せ、もっと言えば贅沢なことではないでしょうか。
今回腰を痛めて、「仕事ができないことに悩める内は幸せ」と考えることができました。
これからも仕事ができなくてつらい日々が続くと思います。それを最たる悩みにできているうちは幸せだと捉え、「仕事以外人生順調!」と声高に叫んで人生を謳歌しようと思います。
ありがとう、腰痛!
と、書きましたが、つらいものはつらいです。仕事つらい。