「働きたくない」が許されないなら、カスタードを飲めばいいじゃない
「カスタード飲みた〜い(ぴえんの顔文字)(ハート)」
この字面を見たとき、「やべーやつだな」と思っても叩くまではいかないだろう。しかし、現代資本主義社会において「働きたくない」という発言はフルボッコの袋叩きに遭うリスクが高い。高まる低まるビスマルク。
なぜ、いま、「カスタード飲みたい」なのか?
「働きたくない!」
「労働はクソ!」(ナナミンリスペクト)
「むりむりのむり!」
「ふざけんな!!」
脳内をこんなワードが飛び交う。むりむりのむり案件が起こると原因に対してここでは書けないような罵詈雑言も内心叫んでいる。これらをそのまま口に出してしまっては、迎えるのは"""終焉"""、そう、社会的死が待っている。
「働きたくない」「おしごとむりむりのむり〜」とMP(無理ポイント)が天元突破したとき、人はみな甘いものを欲する。つまり、カスタードが飲みたくなる。
「働きたくない」やそれに端を発する罵詈雑言の代わりに、口に出すワードを「カスタード飲みたい」にすることで、なんとなくきゃぴるんっとしたポップな雰囲気で誤魔化す。自らの怠惰を隠し、聞かされる側も「働きたくない」と聞くよりは気分を害さない。あと、カスタードの消費量が上がる、たぶん。自分と、仕事で関わる相手と、カスタードのWIN-WIN-WINの構図が出来上がる。ウィンウィンウィンウィン、機械音かってくらいウィンウィンできる。
カスタードの効率的な摂取方法
「カスタード飲みたい」と単に口にするだけでなく、実際に飲むことで「働きたくない」と荒んだ心を回復する効果もある。カスタードはもはやビジネスマンの必需品と言っても過言でしかないだろう。
カスタードを効率的に摂取するには、シュークリームが適切だ。シュークリームのシューは、カスタードを飲むためのコップ。コップまでもおいしい。シュークリームは完全カスタード摂取食品だ。
ビアードパパはカスタードおじさん。カスおじ。うーん、やっぱりビアードパパの方が響きがかわいいから今後もパパって呼ぼう。
きっとこれからは「カスタードを飲むこと」を「パパ活」と称するようになるのだろう。ビアードパパ活。みんな、パパ活しよう。
カスタードの未来を考える
社会の成長とともに、ビジネスはより複雑かつ大量の情報を処理することになるだろう。ビジネスマンの脳はより酷使される。効率化な糖分補給と、メンタルケア。どちらにも多大なる効用を発揮するのが、カスタードだ。
近い将来、ビジネスマンを取り巻く環境は、こんな風に変化するだろう。
- オフィスにカスタード自販機設置(カスタード缶、シュークリーム、その他カスタード使用食品)
- デスクにはペットボトルの代わりにカスタード
- シュークリームにストローをさしてカスタードを飲みながらパソコンを叩く
- ランチミーティングの代わりにカスタードミーティング
- 飲み会の一次会はカスタード専門店。居酒屋の前に、カスタード専門店。
肘は最先端を走る者として、デスクでシュークリームにストローをさしてカスタードを飲んでみようと思う。
上司に「何だそれは!?」と言われたら、逆にこう言ってやります。
「まだカスタードを飲まずに消耗してるの?」