メイドカフェで働いたけど消費者メンタルが強すぎて半年でやめた話
こんにちは、コミュ障ゆとり新入社員(留年)の肘です。
今回は身を削るタイプの記事です。
学生時代、メイドカフェで働いていました。
消費者メンタルが強すぎて半年でやめました。
何故、メイドカフェで働こうと思ったか
- 社会人になる前にネタになることをしておきたかったから
- かわいい女の子と働きたかったから
圧倒的不純な動機でメイドカフェのバイトに応募し、おそらく人手不足だったのか無事採用してもらうことができました。
何故、半年でやめたか
消費者メンタルが強すぎたからです。
働く側じゃなくて、肘はお客様であった方が楽しいと判断しました。
他のメイドさんって、しっかりお客様の需要に応えていた/応える努力をしているのが目に見えたんですよ。
「〇〇くん!今日も来てくれてありがとう!好き(はーと)」みたいな。
見た目、所作、全てかわいらしかった。もはや肘から見たらアイドル同然だった。まさに「キャスト」なんだよなあ。
反面肘は圧倒的に自意識が高すぎて、メイドさんらしい振る舞いができませんでした。もうファミレスかよ!みたいな接客だったと思う。
「ご注文確認いたします、〇〇と〇〇ですね」「お待たせいたしました、こちらオムライスでございます」みたいな。
同僚にあたるかわいい女の子と話すのは楽しかったし、「秋葉原のメイド」という肩書を手にしたとはいえ一介の女子大生に過ぎない肘と仲良くしてくださるお客様がいたことには感謝の念が絶えません。
とはいえ、他のメイドさんと比較して「肩書だけで戦っている」感が強かったんですよねえ…
「メイドさん」へ求められることと自分との大いなる乖離
お客様が期待しているであろうことと、肘の言動にはおそらく大きな乖離があったと思います。
- コンカフェ用Twitterアカウントにて、渾身のネタツイートのふぁぼが伸びず、自撮りツイートをしてみたらふぁぼが伸びたとき寂しさを感じた
- 友達(もしくはそれより近い)くらいの距離感で接することを求められるが、コミュ障ということもあり、長期間かけて本当に仲良くならないとビジネスライクな接客しかできない
- ざっくりまとめると、「女の子らしい」「かわいらしい」言動が本当に難しい
こんな感じで需要と供給の乖離を感じ、「かわいい女の子と話したいだけなら、お客様でいるべきだ」と消費者メンタルを自覚するに至りました。
働き始めるときは大学卒業間際まで働こうと思っていましたが、予定より早くやめることにしました。
働いてみて良かったことはたくさんあるよ!
なんだかネガティブに捉えられかねない書き方をしてしまっているけれど、当時のことは良き思い出ですし、働いて良かったと思っています。
かわいくて趣味嗜好も近しい友人ができたし、
コンカフェのキャストさんでかわいらしい、肘が「見たい!」と思うような所作をしている方へのリスペクトが増すことになったし、
「見えるところだけ見て、ちょろく楽しくおたくする」という考え方を持つきっかけになったし、
あまり求められる所作ができていないであろう肘と仲良くしてくださったお客様が存在していたという事実に今も心が支えられることもある。
この経験を活かして、肘は今後もちょろく楽しくおたくしようと思っています。
余談:「秋葉原のメイド」という肩書の力
肘の勤務先ももれなくチェキ撮影のメニューがありました。たしか、1枚500円くらいだったかな。落書きありにするともう少し高かったかもしれない。
勤務中は一介の女子大生である肘とチェキを撮るのにも500円かかるわけです。「秋葉原のメイド」という肩書で499円分の価値があったのだと思っています。
肩書/記号ってすごいなあ……と当時改めて考えさせられましたね。
と、いうことで身を削りました
「ひとりスカイツリー」に次ぐ肘の中のコンテンツを出してしまいました。
これくらいしかコンテンツがないよ……もっとコンテンツ豊かな人生歩めるように今後生きていきたい……
しばらくこのネタで記事を書かなかったのは、叩かれかねない思想な気がして怖がっていたからです。すぐ消すかもしれない。
叩かれそうになかったら「嬉しかったこと」「本当は怒りたかったこと」「頂いて非常に困ったプレゼント」とか書いてみたいですね。
以上!